クレジットカードだと現金よりも使いすぎてしまう脳科学的な理由

クレジットカードだと現金よりも使いすぎてしまう、
と言うような事は聞いたことがあると思います。
もしくは実感している人もいると思います。

実際、ここ「クレジットカードだと支出が増えるってホント!?」に書いた通り、
統計上ではクレジットカードだと支出が2割増えるそうです。
当時はクレジットカードだと支出が増える理由までは、わかりませんでした。

しかし、最近クレ活管理人が読んだ本の中にその答えが書いてありました。
その本はアメリカの脳科学の本で、
購買と脳の関係について書かれていました。

そこで今回は脳科学の観点から、
クレジットカードだと現金よりも使いすぎてしまう理由と、
その対策について考えてみました。

現金で物を買うと脳はどうなるのか?

まず、現金で物を買うと脳はどういう反応を示すと思いますか?

何かを買う行為は、脳の痛みの中枢が活性化する場合があったそうです。
つまり、お金を出すという行為に苦痛を感じるということです。

もちろんこれは、買う対象の種類にもよります。
本当に欲しくて値段なんか見なくても買うような物は、
痛みよりも嬉しさの方が強くなります。

日常の消耗品などの場合だと、
特に買って嬉しいものでもないので、痛みの方が強くなります。

また、その人の精神状態などにもよって変わってきますが、
基本的には、財布からお金を出して物を買う行為は、
脳にとっては苦痛と受け取るようです。

クレジットカードで物を買う場合はどうなるのか?

では、クレジットカードで物を買う場合はどうでしょうか?

クレジットカードの場合でもお金を使うのは変わらないので、
多少は痛みがあるようです。
ただ、現金よりも苦痛は感じないようです。

つまり、クレジットカードだとお金を使ってしまったという感覚が、
少なくなってしまうということです。
これはクレジットカードだけでなく、電子マネーなども同様です。

なので、クレジットカードだと現金よりも使ってしまうというのは、
脳科学的にも正しいということがわかりました。

普段物を買った場合は、
物を手に入れた嬉しさと、お金が減ってしまった苦痛があります。
しかし、クレジットカードにすると、
この苦痛の部分だけが減ってしまうので、
嬉しさの方が強くなってしまいます。

そうなると、もっと嬉しい気持ちを味わいたいので、
いつも以上に物を買うことになってしまいます。

これがクレジットカードだと使いすぎてしまう正体です。

逆にお店の立場からすると、
クレジットカードや電子マネー決済に対応した方が、
お客さんがより多くのお金を使ってくれる可能性が増えるということになります。

カードを使い過ぎないようにするにはどうすれば良いか?

では、カードを使いすぎないようにするにはどうすればよいでしょうか?
今回は対策についても、脳科学の観点から見ていきます。

クレジットカードで物を買うと痛みが和らいでしまうということなので、
クレジットカードで買っても痛みを感じるようにすれば良いことになります。

つまり、お金を使ってしまった、という実感がわけば良いということです。

そのための最も効果的な方法は、
カードを使うたびに実際に使った金額を財布から出し、
引き落とし口座に入金することです。

こうすればお金を使ったことにもなるので、
ほぼ確実に現金と同じように使うことができるはずです。

ただちょっと面倒くさすぎですよね(笑)。

これと似た効果のあるもっと簡単な対策は、以下のような感じになります。

  • カードで使った累計金額を毎回メモしてどこか見える場所に貼る
  • 家計簿をつけている人はそこに書く
  • スマートフォンのホーム画面に累計使用金額を載せる

要は、お金を使ったという事実を実感できれば良いわけです。

さらに簡易的にするなら、
クレジットカードのWEB利用明細を1週間ごとに見るでも良いかもしれません。

この辺のさじ加減は人によると思うので、
クレジットカードでもお金を使ったという実感を持つことができ、
面倒に感じない方法を探してみてください。


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