クレジットカードの利用実態アンケートのレビュー

2016年10月31日に、日本クレジット協会から、
クレジットに関する消費者向け実態調査結果の公表について」が発表されました。

この調査は、クレジットの利用実態や、
トラブル、クレジットカードの知識の認知度について、アンケートを行ったものです。
クレジットカードの利用実態なので、
クレジットカードを使う人が前提となっています。

対象は全国の男女で、年代も10~60代の合計3,600人です。
年齢別にそれぞれ人数制限があり、
例えば、10~20代は500人、30代は250人、40代は250人と、
それぞれ同じ人数になるようにサンプル数を取っています。
調査は、2016年8月5日~8月9日に行っています。

今回はこのアンケート結果をクレ活管理人が徹底レビューしてみます。
他の人がどういう風にクレジットカードを使っているのかわかるので、
参考にしてみてください。

では、アンケート結果です。

クレジットカードへのイメージは良い?悪い?

「よい」(39.3%)、「どちらかというとよい」(54.6%)と、
合わせて93.9%が良いイメージを持っているそうです。

これを見ると、かなり多くの人がクレジットカードに良いイメージを持っている、
と思いがちですが、
あくまでもこのアンケート対象は、「クレジットカード利用者」なので、
クレジットカードを使っていない人は含まれていません。
なので、良いイメージが多くなるのも当然です。

クレジットカードを使っている人なら、
その便利さやポイントによるお得さもあり、
ほとんどの人は良いイメージを持つと思います。

ただ、残りの約6%は悪いイメージを持っています。
これは、この後に出てくるトラブルに遭った経験と関係していると思います。

クレジットカードを定期的に利用しているか?

「よく利用」(67.1%)、「たまに利用」(31.4%)と、
合わせて98.5%が定期的に利用しているようです。

まあこれは当たり前で、
クレジットカードを利用する人にアンケートをしているので、
ほとんどの人が利用しているに決まってます。

はっきり言ってこのアンケート項目は意味ないですね(笑)。

クレジットカードの平均所持枚数は?

家族カードを含んで「2.9枚」だそうです。

ほとんどの人が3枚近くのクレジットカードを持っていることになります。

家族カードも含まれているので、
クレジットカード1枚を家族含めて使っているのか、
うまくサブカードも使い分けているのか、はわかりません。

クレジットカードの月々の支払い金額はいくら?

月々の平均利用額は、「約5.4万円」です。

だいたい日本人の平均は6万円前後、と言われているので、
やや少ない結果となっています。

カードの月々平均支払額

その内、「3万円以下」が46.4%と約半数を占めていたり、
若年層の平均額は、「約3.4万円」と平均より低くなっています。
逆に若年層以外の平均額を計算で出してみると、「約6.4万円」となりました。

この平均額を勝手に予想してみると、
若年層の平均3.4万円は、
おそらく光熱費+通信費1.5万円くらいで、
あとはその他雑費だと思われます。

若年層以外の平均6.4万円は、
光熱費+通信費が2万円くらいで、食費4万円、残り雑費、
のような感じだと思われます。

若年層と若年層以外で平均額がかなり変わるのは、
やはり結婚しているかどうか、が一番関係していると思います。
結婚すれば、単純に人数が増えるので、
消費も倍とはいきませんが、1.X倍にはなったり、
食費もカードで支払う人が増えます。

クレジットカードを使う理由は?

カードの利用理由

「ネットショッピング等で決済が簡単にできるから」(69.2%)、
「ポイントや割引等の特典が受けられる」(62.4%)、
「現金を持たなくてよい」(57.9%)、
「素早く支払いできる」(55.1%)、
「よく利用するお店のカードだから」(18%)
といった感じです。

ネットショッピングで使う人が多いようですね。
ネットショッピングだと支払い方法が、
クレジットカード、振込、代引き、コンビニ払い、がメインになります。
振込や代引きだと手数料がかかってしまいますし、
コンビニ払いは手間がかかります。
手数料なしで、手間もかからずその場で決済できるのは、
クレジットカードのみなので、
ネットショッピングを良くする人はだいたいクレジットカードを使っています。

現金を持たなくてよい、という回答は、
現金だと銀行から下ろしたりする手間、手数料がかかるので、
クレジットカードの方が便利という意味ですね。

あと、素早く支払いできる(55.1%)、というのは、
クレ活管理人的にはちょっと疑問でした。
サインや暗証番号無しで使えるお店は、
たしかにクレジットカードの方が素早く支払えますが、
サインや暗証番号があるお店だと現金の方が早い時もあります。
少人数ならともかく、55%の半数以上の人がそう思っているのは、
本当なのか、とちょっと思いました。
もしかしたら、アンケートの項目が、
自分で書く形式ではなく、選んでチェックする形式なのかもしれません。

クレジットカードを使う場所は?

「ネットショッピング」(87.2%)、
「百貨店・専門店等」(56.6%)、
「スーパー・量販店」(56.4%)、
といった感じでした。

ネットショッピングが多いのはわかりますし、
普段使うであろう、百貨店やスーパーが多いのもわかります。

クレ活管理人も上記3つは必ずカードで買物します。

ただ、このアンケート結果にコンビニが無いのが引っかかりました。
やはり、選択式のアンケートな気がします。

情報漏えい被害を防ぐために気をつけていることは?

情報漏えいを防ぐために気をつけていること

「怪しいサイトやメールは開かない」(46.6%)、
「セキュリティのしっかりしたサイトしか使わない」(46.0%)、
「他人に推測されにくいパスワードを設定している」(40.8%)、
「その他」(0.5%)、
でした。

はっきり言ってこの回答は素晴らしいですね。
ありきたりな回答に見える人もいると思いますが、これらは非常に重要です!
特に、怪しいサイト、セキュリティのしっかりしたサイト、は重要です。

我々ユーザーの情報漏えい被害のほとんどの原因はフィッシングです。
簡単に言えば、偽サイトです。
そこに入力したカード情報を、偽サイトを作った第三者が盗む、というわけです。

なので特にネットで買物をする際は、
信頼のある会社やサイトから買物をしてください!
信頼できるかどうかは、
カード情報入力画面のURLが「https://」から始まっているかどうか、でわかります。
もし、「http://」から始まっていたら、
そのサイトは怪しいと思われるので、
きちんと調べてから買物をするか、心配ならやめた方が無難です。

ちなみに、「https://」から始まるのが何故信頼できるのか、ちょっと書きます。
httpsから始まるページは、SSLという技術が使われ、
入力した情報が暗号化されて送られます。
また、SSLを取得するためには、第三者の機関に審査を依頼する必要があるため、
信頼のある会社以外は取得できないようになっています。

実はクレ活管理人は、会社でSSLを取得した経験があります。
SSLを取得するのは結構面倒でした。
申し込んだ後、審査で、担当者であったクレ活管理人だけでなく、
人事関連、それなりの上のポジションの責任者に、
電話連絡が個別で行くようになっています。
また、SSLを取得するには、年何万円かの支払いが必要です。

なので、「https://」から始まるサイトは信頼できるので、
不安な時は、URLを確認してみてください。

クレジットカードのトラブル経験はあるか?

「トラブルは無い」が89.1%でした。

カードのトラブル経験

トラブルにあった人は約10%いるわけですが、
ちょっと多いと思いました。
トラブル、と聞くと、不正利用が一番心配になりますが、
このアンケートでは、トラブルの定義が曖昧なので、何とも言えません。

気になるのは、カードの利用時と請求・支払いの時、の2つです。
これらは、詳細はわかりませんが、
第三者による不正利用の可能性があります。

次のアンケート項目で、そのトラブル内容がわかるので、
続けて見ていきます。

クレジットカードのトラブルの内容は?

カードのトラブル内容

「クレジットカードが利用できなかった」(26.6%)、
「明細がわからなかった」(17.0%)、
「見に覚えのない請求をされた」(15.7%)、
「決済時間がかかり待たされた」(14.7%)、
「会員規約が分かりにくい」(14.1%)、
です。

やはり、それトラブルじゃないよね、と思える項目がいくつかありました。
明細がわからない、会員規約が分かりにくい、というのは、
確かにそのとおりだと思いますが、
これをトラブルというのはちょっと違う気はします。

やはり一番気になるのは、「見に覚えのない請求をされた」ですね。
ただ、これ全員が不正利用された、というわけでは無いと思います。

これは明細書がわかりづらい、にも関係しますが、
クレジットカードの明細書にかかれる内容が、
訳の分からない項目もたまにあります。
これを見に覚えのない請求、とする人も多いです。

あとは、単純に自分で忘れていたパターンもあります。

まあそれでも、3,600人の内、15%が見に覚えのない請求があったと言い、
実際の不正利用が仮に5%だったとすると、
180人が不正利用された、ということになってしまいます。
さすがにこれは人数が多すぎます。
こんな状態だったら、クレ活管理人もちょっと心配になります。

別の調査で、VISAは不正利用の比率を0.05%と発表していたので、
今回のこのアンケートの、トラブルの定義や、
見に覚えのない請求がイコール不正利用なのかどうか、はちょっと怪しいですね。

まとめ

今回のクレジット利用実態アンケートですが、
ちょっと大雑把というか、もう少し掘り下げて欲しい部分が多々あった感じです。
インターネットの調査会社が一括でやったようなので、
大雑把な感じになるのはしょうがないかもしれません。

アンケートの内容については、
クレジットカードの所持枚数や平均利用額は、以前とあまり変わりませんでした。
一番気になったのは、やはり不正利用関連です。

不正利用への対策をきちんとしている人が多かったり、
実際にトラブルに遭ったと報告する人が多かったので、
今後クレジットカードが繁栄していくには、
セキュリティ対策がより一層必要だと思いました。

これは、2020年のオリンピックや、
キャッシュレス化に向けて政府も動いてるようなので、
今後に期待していきたいと思います。

ただ、セキュリティ対策は自分でできることがほとんどです。
ネットショッピングをする際は、信頼できるサイトかURLを確認する、
リアルショッピング利用時は、カードを人前になるべく出さなかったり、
暗証番号の入力を見られないようにする、など、
身の回りでできる対策は、なるべくやってみてください。

良いクレジットカードライフを!
クレ活管理人でした。


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