メインカードの年会費の考え方

「クレジットカードはやっぱり年会費無料が一番!」

と思っている方は多いんじゃないでしょうか。

たしかに、年会費って払うのはバカバカしいですし、有料よりも無料の方がいいに決まっています。
「年会費」という項目のみで判定をするなら、無料がベスト! になるのは間違いありません。

ただ、クレジットカードは「年会費」の項目だけではありません。
他にも、還元率や、保険、付帯サービスなど、色々なお得項目があります。

これらを総合的に見て判断していくと、
クレ活では「年会費」が無料であるかどうかを判断材料にしない方がいいという結論に達しました。
むしろ、「年会費無料」という制限を付けてクレジットカード選びをしてしまうと、
本来選べるはずだったベストなクレジットカードを選び損ねるということにもつながると思っています。

メインカードを選ぶ際には、年会費で判断しない方がいいという理由を説明していきます。
なお、以下はポイント基準で説明していますが、マイルでも同じことが言えます。

メインカードは最終的に金額ベースで得をする事が重要

これが最大の理由です。
メインカードは、より多くのポイントやマイルを得る事が重要です。
つまり、得をするのが目的です。

例えば、以下の2枚のクレジットカードがあるとします。

  • (A) 年会費無料で還元率1%
  • (B) 年会費2,000円で還元率1.5%

どちらが得になるのでしょうか。

これを求めるには、年間利用額が必要になってきます。
例えば年間利用額が10万円の場合、
還元率1%だと、10万円の1%の1,000円分がポイントになります。
還元率1.5%だと、1,500円分のポイントになります。

この金額から、年会費を引いた分が最終的に得になった金額です。

つまり、以下のようになります。
(A) 年会費無料で還元率1%
10万円の1% = 1,000円
1,000円 – 0円 = 1,000円

(B) 年会費2,000円で還元率1.5%
10万円の1.5% = 1,500円
1,500円 – 2,000円 = -500円

この場合だと、年会費無料で還元率1%の(A)のカードが得であることがわかります。

このように年間利用額別に計算していきます。
すると、以下の表のようになります。

年間利用額 還元率1%
年会費無料の還元額(円)
還元率1.5%
年会費2,000円の還元額(円)
20万円 2,000 1,000
30万円 3,000 2,500
40万円 4,000 4,000
50万円 5,000 5,500

この表から、年間利用額が40万円を堺に得をするクレジットカードが変わるのがわかります。
年間利用額20万円の人は、年会費無料還元率1%のクレジットカードを選ぶのが得、
年間利用額50万円の人は、年会費2,000円還元率1.5%のクレジットカードを選ぶのが得になります。

このように、最終的に得をする金額ベースでクレジットカードを選ぶのが重要です。
年会費は、最も得なクレジットカードを選んだ結果でしかありません。

年間利用額20万円の人は、最も得になるクレジトカードを選んだ結果、年会費無料だった。
年間利用額50万円の人は、最も得になるクレジトカードを選んだ結果、年会費2,000円だった。

ですので、メインカードを選ぶ場合は、
年会費を気にするよりも、最終的に金額面で得になる方が良いわけです。

年会費無料というフィルターは邪魔になることも

年会費無料以外は選ばない、というスタンスでクレジットカードを選んでしまうと
もしかしたら実質年会費無料になる場合や、
他の要素で得になるようなクレジットカードを見逃してしまうことになり、逆に損をしてしまいます。

例えば、クレジットカードには、常に無料である年会費無料以外にも
条件付きで年会費が無料になる場合があります。
条件付き無料は、年間でXX万円以上使ったら翌年度無料、という条件が付いており、年間利用額によって無料になります。

ほとんどが、「条件付き無料」の方が「常に無料」よりも得になります。
年会費が常に無料というのは魅力的ですが、それなりに別の場所で削っている事がほとんどです。
一方、元々年会費有料のクレジットカードの方が、還元率やサービスが良いことが多いです。

ただ、条件付き無料の条件を安定的にクリアできるかどうか、が一番の問題になってきます。
大抵は固定費(光熱費、食費、ネット等)があるので、安定して条件を達成できると思います。
もちろん、人によりますのできちんと計算してみてくださいね。
年間利用額の計算は、「クレジットカードの年間利用額を知ろう」のページを参考にしてみてください。

この条件付きの年会費無料のクレジットカードは得なカードが多く、
実際、高還元率のクレジットカードは、このタイプがほとんどです。
これを、年会費完全無料という制限で探してしまうと、決して出会う事が出来なくなってしまいます。

結局は、条件をクリアして無料になるのなら、
よりお得な還元率やサービスのクレジットカードを選んだ方が良いわけです。

じゃあ、メインカードで年会費無料のクレジットカードは微妙なの?

年会費無料のクレジットカードは良いと思いますが、
メインカードを選ぶにあたっては、積極的に選ぶ必要はありません。
理由は、今まで話した通りです。

あえて、年会費無料のクレジットカードを選ぶ理由を挙げると

  • 年間利用額が少ない
  • 初めてクレジットカードを使う

のような場合になります。

年間利用額が少ない場合だと、最も得なクレジットカードが年会費無料のものになりやすいです。

初めてクレジットカードを使う場合は、まだ使い勝手などわからないと思いますので、
まずは年会費無料から始めてみると良いと思います。
クレジットカードに慣れてきたら、高還元率のクレジットカードをオススメします。


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