クレジットカードを使うとポイントが貯まります。
現金を使った場合はポイントは貯まりません。
しかし、現金を使う人の方が多い状況です。
これは非常にもったいないことだと思います。
そこで、実際にクレジットカードで得をする金額がいくらになるのか、計算してみます。
現金を使い続けた場合とクレジットカードを使い続けた場合に、
いったいどれくらいの差になるのか検証してみます。
この結果を見て、クレジットカードを使うキッカケになれば良いと思います。
1年間のクレジットカードの還元額はいくらになるのか?
まずは、1年間のクレジットカード還元額を算出してみようと思います。
サンプルとして、使うクレジットカードは以下とします。
- 還元率0.5%のカード(一番多いクレジットカード)
- 還元率1%のカード(楽天カードなど)
- 還元率1.75%のカード(ジャックスの高還元率系カードなど)
日本のクレジットカード平均利用額が約50~60万らしいので、年間利用額は50万と100万のケースで計算します。
それぞれのカードが1年間で還元(キャッシュバック)される金額を表にしました。
年間利用額 | 還元率0.5% | 還元率1% | 還元率1.75% |
---|---|---|---|
50万 | 2,500円 | 5,000円 | 8,750円 |
100万 | 5,000円 | 10,000円 | 17,500円 |
計算式は単純で、「年間利用額 × 還元率」で算出できます。
年会費がある場合は、この結果からさらに引く必要がありますが、今回は省略します。
クレジットカードと現金の比較
続いて、クレジットカードと現金を比較し、クレジットカードが実際にいくら得になるのか計算してみます。
期間の設定としては、クレジットカードを持ち始める20代~60歳までとします。
ちょうど、働き始めてから定年までの期間として、25歳~60歳の35年間で計算してみます。
年間利用額 | 還元率0.5% | 還元率1% | 還元率1.75% |
---|---|---|---|
50万 | 87,500円 | 175,000円 | 306,250円 |
100万 | 175,000円 | 350,000円 | 612,500円 |
計算式は、「1つ上の表の還元額 × 35」で算出しています。
これらは、年間利用額や利用期間、使用カードによって変わってきます。
現金の還元額は、35年間使い続けても0円です。
表の金額を見て大きいと見るか小さいと見るかは、人それぞれだと思います。
現金を使った場合は使うだけになってしまいますが、
クレジットカードを使った方が、数十万円分は実際に得になるわけです。
また、今回のテーマと趣旨は変わりますが
高還元率カードの方が得になることも表からわかってもらえると思います。
消費税の増税対策にもなるクレジットカード
クレジットカードを使えば現金よりは得になることがわかってもらえたと思います。
しかし、35年でたったそれだけの金額?と思った人もいるかもしれません。
では、クレジットカードで物を買う人と現金で物を買う人では、消費税が変わると考えてみてはいかがでしょうか?
例えば、10,000円の物を消費税5%の時に買った場合は以下の金額になります。
現金 | 10,500円(消費税5%) |
---|---|
1%のカード | 10,400円(消費税4%相当) |
1.75%のカード | 10,325円(消費税3.3%相当) |
現金で買った時は、消費税5%のままになります。
1%のカードで買った時は、ポイント還元額が100円付くので、実質消費税4%になります。
1.75%のカードで買った時は、実質消費税3.3%になります。
クレジットカードを使えば、消費税を1~1.5%他の人よりも少なく払っていることになる、
と考えると結構大きなメリットに感じます。
また、このポイントが付く金額分は、仕組み上お店が払ってくれています。
つまり、現金で買う人よりもクレジットカードで買う人の方が物を安く買っているという見方もできます。
結論
クレジットカードは、現金よりも得です。
また、できるだけ早い時から使い始めるほど得になります。
クレ活管理人としては、このサイトを見てくれた人が得になることを使命としてやっています。
是非、今回のデータを見てもらって、高還元率のクレジットカードを検討してみてください!
ポイントがお得になるカードは、「ポイントが貯まるおすすめクレジットカード」のページが参考になると思います。