ETCとは?
ETCカードの前に、そもそもETCとは何かを簡単に説明しておきます。
ETCは、有料道路の料金所をスムーズに通過できるための仕組みになります。
昔は、料金所の人に手渡しで料金を支払っていたので車を停める必要がありました。
そのため、料金所が渋滞になることも少なくなかったと思います。
それを解消するために、ETCができました。
ETCは、車内取り付けた「ETC車載器」と料金所で無線通信することによって、
車を停めることなく通過することができます。
通過時は、ETC専用のETCレーンを約20km/h以下で通過します。
料金を支払う必要があるため、ETC車載器にはETCカードを挿す必要があります。
ETCカードとは?
ETCカードは、ETC車載器に挿すクレジットカードのことになります。
本会員のカードとは別のカードになります。
ETC専用のカードになるので、ETC以外の用途では使えません。
それ以外は、普通のクレジットカードとほぼ同じになります。
ETCカードで使った金額は、本会員カードと同様のポイントが付きます。
ETCの通行料金は、カードのショッピング利用分として後払いとなります。
要は、普通にクレジットカードを使ったことと同じ扱いになります。
ちなみに、他人の車やレンタカーなどに自分のETCカードを挿せば使うことができます。
ETCには割引がある
ETCカードを使うとスムーズに使えるだけかというと、それ以外にもメリットがあります。
特定の曜日や、特定の時間帯に割引があることです。
だいたい、20~30%割り引かれます。
なので、有料道路を多用する人ほど、ETCカードを使った方が得になることになります。
さらに、ポイントも付きますしね。
ETCカードの申し込み方法や条件
ETCカードを作るには別途申し込む必要があります。
カード会社に電話で言うか、WEBから申し込むことができます。
カードが滞納していたり、よっぽど悪く使っていなければ問題なく発行されると思います。
特に難しい条件などもありません。
ETCカードにかかる費用
ETCカードにも費用がかかる場合があります。
以下2つの費用です。
- 発行手数料
- 年会費
発行手数料は、カードを作る時の最初の1回の費用です。
年会費は、毎年かかる費用です。
それぞれカードによって変わってきます。
たまに発行手数料はかかることがありますが、
年会費は無料の場合が多いです。
ETCカードの注意点
ETCカードの注意点はいくつかあります。
まずは、ETC車載器に挿しっぱなしにしないことです。
使うときだけ挿して、それ以外は取り出して管理しておきます。
また、挿したり抜いたりする時は車が停止している時に行うようにしてください。
仮に挿しっぱなしで盗まれてしまった場合、管理が悪いという理由で保険が効かない場合があります。
あとは、ETCカードを使える状態にしておくことです。
ETCカードが使えないと、ETCレーンのバーが開かないことがあります。
バーが閉じている状態のまま、車が突っ込んでしまって事故になるケースもあるようです。
ETCカードが使えないケースとしては、有効期限切れや、盗難等により利用停止していた場合です。
乗る前に有効期限は必ず確認しておきましょう。
通常は、有効期限が切れる前に、カード会社から新しいカードが送られてきます。
ちなみに、利用限度額を超えていたとしても
ETCカードは限度額のチェックを行わないので使えるようです。