マイルを効率よく貯めるには、
クレジットカード同様に1つのマイレージに集中させた方が良いので、以下の航空会社から1つに絞ります。
- ANA(全日本空輸)
- JAL(日本航空)
- ユナイテッド航空
- デルタ航空
ここでは、これらの航空会社の違いを比較していきます。
目次
ANA vs JAL 一番気になる対決!どっちが得なのか?
マイル的にはJALが得です。
JALの方が特典航空券に交換する時の必要なマイル数が少ないんです。
- JALの方が必要なマイル数が少ない事が多い
- JALはハイシーズンでも通常の必要マイル数で済む
ANAやJALは、国内の距離でマイル数が決まります。
区間によって、近距離、標準、遠距離、超遠距離と分かれていて、距離が遠くなるほど必要マイル数も多くなります。
ANAでは遠距離にカテゴリーされるところが、JALでは標準にカテゴリーされたりします。
つまり、JALの方が必要マイル数が少ない場合があるということです。
また、JALはハイシーズンでも通常の必要なマイル数と同じです。
しかし、ANAはゴールデンウィークや年始年末などのハイシーズンだと必要マイル数が増えてしまいます。
両社とも、あまり飛行機が使われないローシーズンだと、必要マイル数は減ります。
以上から、JALの方が特典航空券に交換する必要マイル数が少なくなる事が多いので、有利としています。
ただ、飛行機を使う区間や時期によっては、ANAと変わらない事もあります。
あなたが飛行機を使う時や場所から、比較してみると答えが出ると思います。
ANAの必要マイル数は、「ANA公式の必要マイル数」
JALの必要マイル数は、「JAL公式の必要マイル数」
マイルの有効期限
マイルには有効期限があります。
ただ、航空会社によって様々です。
航空会社 | マイル有効期限 |
---|---|
ANA | 3年 |
JAL | 3年 |
ユナイテッド航空 | マイル増減毎に18ヵ月に延長 |
デルタ航空 | 無期限 |
日系は3年、米系は無期限と分かれています。
ユナイテッド航空は、マイルの増減のたびに有効期限が延びるので、実質無期限と言っていいでしょう。
マイルで交換する特典航空券の譲渡
マイルで交換する特典航空券を人に渡す場合です。
ANAやJALの日系は、配偶者、二親等以内の親族に限られます。
ユナイテッド航空、デルタ航空の米系は、制限はありません。
ここでも米系の方がお得です。
ただ、譲渡するケースは少ないと思うので、あまり気にしなくてもいいと思います。
譲渡は、友達や恋人だと普通はそれぞれがお金を出すはずなので、基本は家族間になると思います。
家族間なら、ANAやJALでも事足ります。
特典航空券使用時の燃油サーチャージ料
まず簡単に燃油サーチャージ料について説明しておくと、
航空券とは別に燃料代としてかかってしまう追加料金のことです。
燃料代なので、飛行距離が長いほど高くなります。
国内なら燃油サーチャージ料は数百円とかゼロになるので、
燃油サーチャージ料を気にするのはフライト距離の長い海外旅行の時のみと言っていいと思います。
そして、今回は特典航空券を使った場合に燃油サーチャージ料が発生するかどうかについてです。
さらに今回、米系が有利です。
ANAやJALの日系は、燃油サーチャージ料が必要です。
ユナイテッド航空やデルタ航空の米系は、燃油サーチャージ料不要です。
(必要なケースも稀にあるようです)
無料で特典航空券を手に入れられても、結局数万円の燃油サーチャージ料を払うのは嫌ですよね。
燃油サーチャージ料だけで言うなら、
国内中心で使うなら、日系のANAかJAL。
海外中心で使うなら、米系のユナイテッド航空やデルタ航空が良いといえます。
なかなか決められないなら・・・最後の手段
色々見たけどそれでも決まらないのであれば、無難なANAかJALをおすすめしておきます。
どっちでもいいのなら、マイル的に得なJALをオススメします。
ANAの方が利便性が高いなら、ANAも選択肢に入ります。
そして、最後の手段としてあなたのフィーリングで決めても構わないと思います。
両社とも悪いことはなく、日々ライバル会社として色々進化しているので、好きな方、でもアリだと思います。
一概に値段だけで決められないし、サービスが気にいっている航空会社があるなら、そこで良いと思います。