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ショッピング保険とは
ショッピング保険とは、クレジットカードで買った物が盗まれたり、壊れたり時に補償される保険です。
買った物にも付く保険になるので、現金よりも安全と言われるメリットの1つです。
ただ、対象となる条件が少しややこしいです。
ざっくり言うと、高額で壊れにくい商品が対象になります。
クレジットカード会社によっては、以下のように呼ばれることもあります。
- 買い物保険
- お買い物安心保険
- ショッピングセーフティ
- ショッピングガード保険
- ショッピングリカバリー
- ショッピングプロテクション
- 動産総合保険
呼ばれ方が変わっても内容は同じです。
補償を受ける条件
まず、ショッピング保険が付いているクレジットカードで商品を買う必要があります。
補償期間
ショッピング保険が有効なのは、購入日や商品到着日から90日間です。
カードによっては、120日とか180日の場合もあります。
なので、商品を買ってから、壊れたり盗まれるまでの期間がこの期間内である必要があります。
連絡
商品が事故に遭ってから、30~45日以内にカード会社に連絡します。
その際、買った時に付いてくるクレジットカードの「お客様控え」(レシート)が必要になります。
とりあえず壊れたらすぐに連絡すれば間違いありません。
対象外商品、対象外の事故・損害
商品や、商品事故の種類によっても、適用できない場合があります。
ショッピング保険対象外となる商品や、対象外となる事故・損害については、かなり細かくなるので少し下に詳細をまとめました。
自己負担
そして、補償される時に自己負担が発生する場合があります。
カードによりますが、3,000円のところが多いです。
1万円だったり無料のところもあります。
なので、自己負担額よりも高い金額の商品でなければ、そもそもショッピング保険を適用する意味がありません。
適用者
カード利用者本人が買った物であれば、補償は適用されます。
買った物が誰の物になっていても問題ありません。
カード利用者が第三者にプレゼントした商品にも適用されるということです。
まとめ
ということで、条件をまとめます。
- ショッピング保険付きクレジットカードで購入
- 商品事故が補償期間内(だいたい90日)
- 商品事故時にカード会社に連絡(お客様控えが必要)
- 自己負担額よりも高い金額の商品
- 対象となる商品
- 対象となる事故・損害
正直、条件が多すぎるので適用される商品は、限られます。
いちいち全部は覚えられないので、カード会社に聞くのが一番いいと思います。
対象外となる商品
- 船舶・航空機・自動車・原付自転車・自転車・ハングライダー・サーフボード・セーリングボード+これらに付属しているもの
- 義歯・義肢・コンタクトレンズなど
- 動物・植物
- 現金・手形・小切手・その他有価証券・印紙・切手・乗車券などのチケット類
- 稿本・設計書・図案・帳簿など
- 自動車電話・携帯電話+これらに付属しているもの
- 食料品
- 会員が従事する職業上の商品となるもの
※カードによって、詳細は変わってきます。
対象外となる損害
- クレジットカード会員または保証金を受け取る人の故意または重大な過失による損害
- 自然の消耗・カビ・サビ・ムレ・変質・変色・ねずみに喰われた・虫に食われたことによる損害など
- 物品の設計・材質・製作の欠陥がある損害など
- 戦争・暴動などに巻き込まれたことによる損害
- 国や公共団体の公権力の行使による損害
- 核燃料物質の有害な性質による損害
- 置き忘れた・紛失してしまったなど自分が原因による損害
- 水害・地震・噴火による損害
- 詐欺または横領による損害
- 物品の誤った使用による損害
- 配送中に壊れたことによる損害など
※カードによって、詳細は変わってきます。
注意点
ショッピング保険の中には、適用範囲が限られているものもありますので注意してください。
海外と国内のどちらかしか適用されないショッピング保険があります。
できるだけ両方適用されるもの、最低でも国内は適用されるものを選びたいところです。
また、リボ払いや3回以上の分割払いの時のみしか適用されない場合もあります。
これは実質使えないので、何払いをしてもショッピング保険が適用されるものをオススメします。
何はともあれ、ショッピング保険を利用したいと思ってる人は、
面倒臭がらずに、一度カード会社のショッピング保険の規約を読んでみてください。