ANA アメリカン・エキスプレス・カードの違いを徹底比較します。
- ANA アメリカン・エキスプレス・カード
- ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
ここではANAカードのアメリカン・エキスプレス(アメックス)ブランドの、
全カードを各項目ごとに比較しその違いをまとめています。
正直ANAアメックス内では、迷うほどの数はありませんが、
スペックの違いを確認することで、新しい発見もあると思うので、
確認するつもりで見てもらえればと思います。
目次
申し込み条件の違いを比較
まずは、ANAアメックスの申し込み条件を確認しておきます。
カード名 | 申し込み条件 |
---|---|
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 年齢20歳以上で、安定した収入がある方 |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 年齢20歳以上で、安定した収入がある方 |
条件は全く同じでした。
両カード共にゴールドクラスのサービスがあるので、
同じ条件となっています。
グレード(ランク)の違いを比較
ANAアメックスのグレードは、以下のようになります。
カード名 | グレード |
---|---|
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 一般カード |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | ゴールドカード |
ANAアメックスはわかりやすく、一般カードとゴールドカード1枚ずつです。
ただ、一般カードのANAアメリカン・エキスプレス・カードは
アメックスグリーンが元になっているので、
サービス内容はゴールドカード並のものがあります。
ANAマイル付与率・移行手数料の違いを比較
ANAアメックスのマイル付与率は、以下のようになります。
カード名 | マイル交換レート | マイル付与率 | 移行手数料 |
---|---|---|---|
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 1,000円=10マイル | 1% | 6,600円(税込) |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 1,000円=10マイル | 1% | 無料 |
移行手数料のみ違いが出ています。
ANAアメックスゴールドは、移行手数料が無料です。
あと、ANAグループでのカード利用時のボーナス倍率にも違いがあります。
カード名 | ANAグループでの利用ポイント |
---|---|
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 1.5倍 |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 2倍 |
そこまで大きな差ではありませんが、
ANAグループでの買物が多い人は要チェックですね。
年会費の違いを比較
ANAアメックスの年会費は、以下のようになります。
まずは、本会員の年会費です。
カード名 | 初年度の年会費 | 翌年度以降の年会費 |
---|---|---|
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 7,700円(税込) | 7,700円(税込) |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 31,100円(税込) | 31,100円(税込) |
続いて、家族カードの年会費です。
カード名 | 初年度の年会費 | 翌年度以降の年会費 |
---|---|---|
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 2,550円(税込) | 2,550円(税込) |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 15,550円(税込) | 15,550円(税込) |
ANAアメックスカードは、一般カードながら高めの年会費です。
ただ、その分サービスが充実しています。
このページの少し下で紹介する付帯保険やサービスを見たら、
年会費の印象も高い、から安いに変わるかもしれません。
ANAアメックスゴールドは、さすがに高いです。
こちらもサービスは充実していますが、
ややコストパフォーマンス的には悪いように思えます。
フライトが多い人じゃないと、メリットが少ないと思います。
どちらのカードも、年会費相応のメリットがあるかどうか、
よく考えてみると良いと思います。
ANAマイルボーナスの違いを比較
ANAアメックスの入会時ボーナス、毎年継続ボーナス、フライトボーナスは、
以下のようになります。
カード名 | 入会ボーナス | 継続ボーナス | フライトボーナス |
---|---|---|---|
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 1,000マイル | 1,000マイル | 10% |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 2,000マイル | 2,000マイル | 25% |
ANAアメックスカードはANAの一般カードのマイルボーナス、
ANAアメックスゴールドはANAのワイドカードのマイルボーナス
となっています。
ANAアメックスゴールドは、フライトボーナスが大きくなるので、
フライトによるマイル獲得が多い人ほど向いているカードです。
付帯保険の違いを比較
ANAアメックスの付帯保険は、以下のようになります。
ANAアメックスカード | ANAアメックスゴールド | ||
---|---|---|---|
海外旅行傷害保険 | 付帯条件 | 利用付帯 | 自動+利用 |
死亡・後遺障害 (自動付帯) |
なし | 5,000万 | |
死亡・後遺障害 (利用付帯) |
3,000万 | 1億 | |
障害治療 | 100万 | 200万 | |
疾病治療 | 100万 | 200万 | |
救援者費用 | 200万 | 300万 | |
賠償費用 | 3,000万 | 4,000万 | |
携行品損害 | 30万 | 50万 | |
家族特約 | あり | あり | |
ANAアメックスカード | ANAアメックスゴールド | ||
国内旅行傷害保険 | 付帯条件 | 利用付帯 | 利用付帯 |
死亡・後遺障害 | 2,000万 | 5,000万 | |
入院費用 | なし | なし | |
手術費用 | なし | なし | |
通院費用 | なし | なし | |
家族特約 | なし | なし | |
ショッピング保険 | 年間保証限度額 [自己負担額] |
200万円 [10,000円] |
500万円 [10,000円] |
補償期間 | 90日間 | 90日間 |
ほとんど補償金額の違いのみのなります。
唯一違うのは、海外旅行傷害保険の付帯条件が、
ANAアメックスゴールドは自動付帯+利用付帯になることです。
クレ活管理人の感覚だと、
金額だけの違いなら、どちらも同じように感じます。
ANAアメックスカードの補償金額で足りない、と感じるならば、
ANAアメックスゴールドの方が良いと思います。
各種サービスの違いを比較
ANAアメックスの各種サービスは以下のようになります。
赤字は、ANAアメックスゴールドカードのみのサービスです。
- メンバーシップ・サービス・センター
- 空港ラウンジ
- エアポート送迎サービス
- 手荷物無料宅配サービス
- 空港クロークサービス
- エアポート・ミール
- 空港パーキング
- オーバーシーズ・アシスト
- メンバーシップ・トラベル・サービス(ゴールドデスク)
- SKIPサービス
- ANA旅行積立プラン
- アメリカン・エキスプレス・セレクト
- チケット・アクセス
- ANA SKY コインプレゼント
- ゴールド・ワインクラブ
- コットンクラブ
- 新国立劇場
- ゴルフ関連サービス
- カード盗難・紛失の場合の緊急再発行
ANAアメックスカードでも十分な付帯サービスがあるので、
この赤字のサービスの中でどうしても欲しいサービスがあれば、
ANAアメックスゴールドが良いと思います。
各サービス内容の詳細は、以下が参考になります。
「ANAアメックス以上の優待サービス詳細」
「ANAアメックスゴールド以上の優待サービス詳細」
ANAアメックスの選び方まとめ
ANAアメックスの違いをまとめましたが、どうでしたか?
ANAアメックスカードでも十分に付帯保険、サービスがあるので、
だいたいの人はこちらで良いと思います。
一般カードなのに、家族特約付き、空港ラウンジ付きは、スゴイと思います。
それ以上のサービスが欲しいならANAアメックスゴールドになります。
年会費がアップする分の価値があるかどうか、比較してみてください!