最近、クレジットカードの謳い文句や宣伝に、うっぷんが貯まっています。
今日はこの記事を書くことで、そのうっぷんを晴らそうと思いました(笑)。
というのも、クレジットカードの謳い文句や宣伝で、
そんなに得じゃないのに、
いかにも得なように言っている所があったりします。
それは、カード会社であったり、本、雑誌、ネットでも同じです。
まあカード会社は当たり前なんですけどね。
このカードは○○時に○○だから得!と言ってるんですが、
別のカードは、常時それ以上だったりするのがザラにあります。
要するに、他カードと比べると大したことないのに、
いかにもこのカードは得!のように言っているんです。
例えるなら、Aスーパーでは100円の商品2個買うと180円で得!と言ってるけど、
実は、Bスーパーならその商品は、無条件で1個70円だったりします。
このような状態が、クレカでは普通になってしまっているので、
できるだけクレ活では、クレカ全体の中でそのカードが本当に得か、
という視点で、カード比較を続けていきたいと思います!
さて、前置きが長くなりましたが、
今回はそのような一見得に見えるけど実はそうでもない、という
謳い文句・宣伝の傾向をまとめてみました。
カード選びの際は、このワードが出てきたら注意してみてください!
1:ポイント○倍!
これは、よくあると思います。
本当にお得な場合もありますが、そうで無い場合もあります。
重要なのが、○倍の部分ではなく、
最終的にいくらポイントが付くのか?
言い換えれば、還元率は何%になるのか?ということが重要です。
各社、バラバラなポイントプログラムなので、
それを同じ視点で見るためにも、還元率で見る必要があります。
還元率とは、自分の手元に戻るお金の割合のことで、
100円買って1円分のポイントが付けば、1%になります。
ポイント○倍だったとしても還元率は1.5%だった場合は、
常時1.5%の高還元率カードにはどうやっても勝てない、なんてことがよくあります。
本当によくあります(笑)。
還元率を自分で計算できれば一番ですが、
そうでない人は、クレジットカードサイトや雑誌を見ると良いと思います。
還元率は公式サイトに載っていないことが多いです。
例えば、還元率0.5%のカードがポイント3倍だったら、
還元率は1.5%ということになります。
この還元率と、他カードの還元率を比べることで、
公平な判断ができるはずです。
2:○円お得!
これはカードの公式サイトでよく見ます。
例として、これとこれをカードで支払うと、
年間で○○円お得!
という風に書かれています。
これ自体は事実なんですが、
だからと言って、他カードより得とは限らないんですよね。
このスーパーは10円引きだけど、
あのスーパーは50円引きかもしれません。
なので、10円引きだからお得!と言っても、
最も得かどうかはわかりません。
なので、公式サイトの○円お得は無視した方が良いです(笑)。
軽い参考程度に流しておきましょう。
同じシミュレーションを他カードと比較していれば、別ですけどね。
3:最大○○!
これは、クレジットカードに限った話では無いですが、特に注意したいです。
最大○倍!とか、最大還元率○%、最大○円がもらえる、とかです。
現実には、この最大の恩恵を享受できる人は少ないです。
大抵が、その最大の数分の1になってしまいます。
例えば、ポイント最大10倍だったとしても、
実際に10倍になるのはごく限られたお店限定で、
普通のお店は、2~3倍、だったりします。
他に、最大還元率○%の場合だと、
その還元率になるための条件がやたら厳しいです。
例えば、月数十万円使わないと最大の還元率にならないとかです。
他のカードは、何もしなくてもそれ以上の還元率だったりします。
なので、最大○○、とか最高○○、のような場合、
必ず条件が付いているので内容を確認してください。
謳い文句に惑わされないようにするには?
その答えは、クレジットカードの相場感を身に付けることです。
相場というのは、ほぼイコール還元率です。
前回のブログ記事「クレカ比較時に知っておくと便利な還元率の基準」
を把握していれば、大丈夫です。
簡単に言うと、
- 年会費無料カードなら、無条件で常時還元率1%のカードがある
- 年会費条件付き無料や有料カードなら、無条件で常時還元率1.5%のカードがある
これら2点を覚えておけば、
今検討しているカードが本当にお得なのかどうか、わかると思います。
今日は、この2点を覚えてもらい、
今後のカード選びに役立ててください!