前回のブログ「クレジットカードに関する総合調査(2015年度)のレビュー」は、
クレ活管理人的には衝撃的な内容でした。
それは思っていた以上に、
クレジットカードを活用できていない人が多かったからです。
クレジットカードを持っているのに、
普段の生活でそれを活かせていないということです。
特に電気料金のクレジットカード払いは、
公共料金の中でも基本的な部類と勝手に思っていますが、
そのクレジットカード払いの割合が53.1%、と結構低かったんです。
クレジットカードのサイトを運営している側としては、
もっとお得に活用してもらいたいと思っているので、
今回は電気料金に絞った活用方法を書こうと思います。
といっても、クレジットカードで電気代を支払うデメリットもあるので、
まずは、電気代をクレジットカードで支払うべきかどうか、を判断してください。
もしクレジットカードで支払う方が良さそうであれば、
下のクレジットカード払いに変更する方法を参考に、変更手続きをすると良いと思います。
目次
電気代をクレジットカードで支払うメリット
まずは、電気代をクレジットカードで支払うメリットを見ていきます。
といっても、メリットの大部分はクレジットカードのポイント、になります。
メリット1:ポイントが付く
クレジットカードを利用すればポイントが付きます。
これは、公共料金も例外ではなく、
還元率1%のクレジットカードであれば、電気代の1%分がポイントとして付きます。
例えば、1年間10万円(月8333円)電気代として使ったとします。
すると、1年で1,000円分(月83円)のポイントが付くので、
普通に支払った時よりもお得になります。
ちなみにクレ活管理人の電気代は以下です。(2人世帯)
オール電化なのでやや多めだと思います。
このグラフは、TEPCOの「電気家計簿」というWebサイトで見れます。
ぱっと見、平均14,000円くらい(年16万8000円)です。
クレ活管理人の場合は、還元率2%のカードで支払っているので、
3,360円分のポイントが付いていることになります。
これだけ電気代を支払っているなら、カード払いが最もお得です。
メリット2:支払日がわかりやすい
こちらは人によって感じ方は変わります。
例えば、電気、ガス、水道などを個別に口座引落にしてしまうと、
引き落とされる日にちは違うし、
いくら残高を確保しておかなければいけないか、
気にする点が多くなってしまいます。
一方でクレジットカードの場合は、
口座引落日は常に同じで1つなので、いついくら引き落とされるかが、
わかりやすくなります。
電気代をクレジットカードで支払うデメリット
一方で、電気代をクレジットカードで支払うデメリットもあります。
デメリット1:電気代が月5400円以下の場合、損になる
1つ目は、クレジットカードで支払うと損になってしまうケースがあります。
実は現在、主な電力会社で口座引落をすると、
口座振替割引として、月54円(年648円)の割引が付きます。
なので、電気代の金額によっては、
クレジットカードのポイントよりも口座振替割引の方が多くなります。
その境界を還元率1%のクレジットカードで計算すると、月5400円になります。
月5400円未満であれば口座引き落としの方がお得で、
月5400円以上ならクレジットカードの方がお得です。
還元率が0.5%のクレジットカードだと、
この境界は2倍の10800円になります。
デメリット2:クレジットカードの有効期限
クレジットカードにした場合、有効期限を気にする必要が出てきます。
5年に1度くらいになりますが、クレジットカードは有効期限があります。
ほとんどのクレジットカード会社では、
有効期限が切れるとクレジットカード番号も変わるので、
たとえ同じカードだったとしても、
クレジットカードの変更手続きが必要になります。
ただ、クレジットカードの変更手続きは、
インターネット上でもできるのでそこまで面倒ではありません。
電気代をクレジットカードで支払う方法(新規・変更)
以上のメリット・デメリットを見て、
電気代をクレジットカードで支払った方が良い人は、
クレジットカード払いに変更しましょう。
方法は以下の3つになりますが、
基本的にはインターネット申し込みがおすすめです。
なお、もうすぐ電力自由化が始まりますが、
今回の内容は、東京電力、中部電力、関西電力などの主な電力会社が該当します。
1:インターネット申込
GoogleやYahooで「電力会社名 クレジットカード」などで検索します。
例えば、「東京電力 クレジットカード」です。
すると、ほとんどの場合検索結果の一番上のページに、
クレジットカードでの申し込みページが出てくると思います。
「インターネットでの申し込みはこちら」というボタンがあるので、
そこから申し込みます。
入力の際には、契約情報が必要になってくるので、
以下の様な検針票を手元に用意しておきましょう。
なお、TEPCOの「電気家計簿」というWebサイトに登録している人は、
そこの各種お手続きから、カード払いに変更することもできます。
2:郵送申し込み
郵送申し込みは、クレジットカード支払申込書が家に郵送されてくるので、
それに記入し、返送するタイプです。
郵送申し込みする方法は、インターネットから申し込む場合と、
電話での方法があります。
インターネットから郵送申し込みをするなら、
1の方法で直接申し込んだ方が早いし、簡単ではあります。
電話番号から申し込む場合は、上の検針票に電話番号が書いてあるので、
そこから問い合わせればOKです。
3:窓口申込
インターネットを利用しなかったり、よくわからないという人は、
窓口に直接行くか、電話で聞いてみるのが一番簡単だと思います。
電力会社によって対応は変わりますが、
窓口で申し込めば、おそらく郵送での申込書がもらえるので、
そこに記入して出せばOKです。
まとめ
電気代は公共料金の中でも多く占めるので、
できるだけクレジットカード払いにしておきたいところです。
上記で紹介したメリット・デメリットを確認し、
クレジットカードで支払った方がメリットある場合は、
クレジットカード払いにしておきましょう。
毎月勝手にカード払いになり、ポイントも付くようになるのでお得です。
是非活用してみてください!