熊本地震で被害を受けたすべての方にお見舞い申し上げます。

2011年3月には東日本大震災、2016年4月には熊本地震、
そして過去にも地震による災害はあります。
日本にいる限り、いつどこで災害が起こってもおかしくありません。

そこで今回は、災害時におけるクレジットカード関連の手続きについてまとめます。
被災してしまった人はもちろんですが、今後の災害時の備えとして、
頭の片隅にでも覚えておいてもらえると、いざという時に役に立つかもしれません。

クレジットカードの支払いが遅れる時

災害に遭ってしまったら、
様々な事情でクレジットカードの支払いができなくなることがあると思います。

近くの銀行のATMが使えなかったり、
ATMに行くのが困難になってしまったり、
ネットが繋がらなくなったり、など、色々なパターンが考えられます。

もし、このような状況になり、
クレジットカードの支払いができず遅れてしまったり、
次回の支払いはまず無理そう、
ということになったら、
なるべく早めにクレジットカードに連絡しましょう。

通常であれば、クレジットカードの支払いが遅れてしまった場合は、
督促(とくそく)の郵便物や電話で、支払ってくれ、と言ってきます。
そして、すぐに返済しない場合、信用情報に傷が付いてしまいます。

しかし、災害時のような場合は別です。
被災した旨をカード会社に言うことで、被災者向けの対応をしてくれます。
被災したことによる延滞であれば、督促などはストップされ、
柔軟な対応を取ってくれるようです。

もし連絡をしないと、普通の延滞扱いにされてしまい、
信用情報まで傷を付けられる可能性もあるので、
クレジットカード会社には早めに連絡しておくのがベストです。

少しでも現金を確保したい時

現金を確保したい時にもクレジットカードは役に立つことがあります。
2つの方法があります。

1つ目はキャッシング機能です。
クレジットカードはキャッシングで現金を借りることが可能です。
利息はかかってしまいますが、緊急時なのでやむを得ません。
キャッシングはコンビニ等のATMで可能です。
こういう時のために、
1枚くらいはキャッシング可能なクレジットカードを用意しておくと良いと思います。

2つ目は次回の引き落としをストップすることです。
被災時は現金が必要になることも多くなるので、
手持ちが少ない場合は、少しでも現金を確保しておきたいところです。
そんな時は、クレジットカード会社に相談することで、
次回の支払いを遅らせることも可能なようです。

災害時にはカード会社もイレギュラーな対応をしてくれることも多いので、
何かあったら連絡してみましょう。

自宅にクレジットカードが置いてある時

まず、可能であれば自宅にあるクレジットカードは持ちだしておくのが一番ですが、
やはり、緊急時なのでそうも言っていられないと思います。

自宅に置きっぱなしになっていると、
第三者が侵入し、盗んで不正利用する可能性があります。
なので、自宅のクレジットカードを回収できない場合は、
クレジットカードの利用を停止することになります。

ただ、クレジットカードの停止と聞くと、
一時的に利用停止し、問題なくなったら利用再開できる、
と思うかもしれませんが、
原則的にはクレジットカードの一時利用停止はできないんです。

利用停止というのは、そのクレジットカード番号が使えなくなることなので、
完全停止という扱いになります。
再開する時には、新しいクレジットカードの再発行になります。
もちろんクレジットカード番号も新しくなります。

住所変更をする時

基本的には、住所が変わったらクレジットカード会社に連絡が必要です。
連絡する時は電話一本で大丈夫です。

ただ被災時は、避難場所や仮設住宅など、
「仮」の場所を転々としている時があると思います。
こういう時には連絡はしなくても問題ありません。

例えば、自分の家はあっても、
友達の家やホテルを転々と泊まっても、住所は変わりませんよね?

なので、本格的に住む場所が変わった時のみ連絡すればOKです。

ただ緊急時なので、郵便物を別の住所で受け取りたい場合もあると思います。
そういう場合は、一旦クレジットカード会社に連絡し、
可能かどうか確認するのが良いと思います。
この時に住所変更が必要と言われれば、一旦しても良いと思います。

失業した時

こちらも基本的には勤務先が変わったり、無職になったら、
クレジットカード会社に届け出る必要があります。

無職になってしまった場合は、
クレジットカードを持つ資格である定期的な収入がなくなります。
そうなると、カード会社によっては、
クレジットカードの利用停止をしてくる可能性があります。
実際に、東日本大震災の時にそういう目に遭った人もいるようです。

ただ、クレ活管理人は今まで転職や退職をした時もありますが、
クレジットカードの勤務先変更の連絡をしたことがありません。
一時的に無職の期間もありましたが、問題なく使えていました。

つまり、自分が申告しなければ、
クレジットカード会社には勤務先関連はわからない、ということです。

なので、災害によって失業してしまったからといっても、
すぐカード会社に連絡しなくても大きな問題にはなりません。
緊急時なので、連絡は控えておくのも1つの手です。
それで、無事再就職した時に改めて連絡をすれば良いと思います。

まとめ

今回は災害時に必要なクレジットカード手続きについてでした。

  • 災害によって、支払いが遅れる場合、遅れた場合はすぐに連絡しよう
  • 手元にないクレジットカードは利用停止の連絡をしよう
  • 住所変更や勤務先変更は落ち着いてからの連絡でOK

支払いなどのお金関連については、
なるべく早くクレジットカード会社に連絡しておきましょう。
また、自宅に置きっぱなしのカードを利用停止する場合も早めに連絡します。
それ以外の手続きについては、落ち着いてからで問題ありません。

この記事を書く際に思ったことですが、
災害時でもクレジットカードは役に立ちます。
手続きが必要になったりと面倒事もあるのは確かですが、
カードのおかげで現金を確保できることもあるので、
緊急時のためにもクレジットカードを持っておいて損はないと思いました。

もしもの時に役立てば幸いです。