「一円を笑う者は一円に泣く」
「塵も積もれば山となる」
このような小銭に関することわざは、日本には結構あります。

1円玉をバカにしていると、1円足りなくて物を買えない時が来るかもしれない、とか
小銭も集まれば大金になる、
というような意味で、
小銭をバカにはしてはいけない、小銭でもお金だから大切に扱え、
というような意味があります。

このように昔から日本では、どちらかというと小銭でも大切に扱われてきました。
逆に海外なんかでは、小銭は邪魔という意識が強いようで、
1円玉に相当する硬貨をゴミ箱に捨てるというような人もいるようです。

クレ活管理人はクレジットカードや電子マネーをよく使うので、
現金自体はあまり使わなくなりましたが、
それでも1円玉が落ちてしまったら、一生懸命探して拾います(笑)。

ただ、もし1円玉を作るのに2円とか3円の製造コストがかかり、
1円玉を作れば作るほど赤字になっている、
と聞いたらどうでしょうか?

こういう話を聞くと、
1円玉の存在にちょっと疑問を持ってしまいます。
そこで今回は1円玉について、調べてみました。

日本硬貨にかかるコスト

まずは、1円硬貨を作るコストについてです。

1円玉を1枚作るのに13円の赤字になるようです。
参考:Wikipedia「日本の硬貨」

他の硬貨では、10円玉も赤字になるようですね。

ただ、上記は正式な発表ではないので、
本当にそれだけコストがかかっているかは不明です。
ネットの記事や時期によっては、1円玉のコストが2~3円と書かれているものもあります。

どちらにしても、1円玉を作ると赤字になるのは確実っぽいです。
つまり、1円玉は作れば作るほど赤字になる商品なのです。

こう聞くと赤字で大丈夫なのかと心配になりますが、
他の硬貨や紙幣をトータルで考えれば、
赤字にはならないので、そこは安心して良さそうです。

海外では1円や5円相当の硬貨が廃止されている

次に海外の事例を見ていきます。

海外でも同じように製造コストの問題や、
物価のインフレなどにより、小銭が問題視されていました。
そして以下のように次々と小銭は廃止されています。
以下はほんの一例で他の国でも廃止されています。

  • オーストラリア:1992年に1セント硬貨廃止
  • カナダ:2013年2月に1セント硬貨廃止
  • フィンランド:2012年1セント硬貨、2セント硬貨廃止

これを日本に置き換えると1円玉の廃止、ということになりますが、
そうなると例えば101円の商品はどうなるのか、と疑問がわいてきます。

海外では会計時に、以下のように切り捨てや切り上げをして、丸めるようです。

  • 1、2円は切り捨て
  • 3、4円は5円に切り上げ
  • 6、7円は5円に切り捨て
  • 8、9円は10円に切り上げ

ちなみに、クレジットカードや電子マネーの場合は、そのまま1円単位で決済されます。

日本で1円玉は廃止されるのか?

海外の事例を見ていくと、
将来的に日本も1円玉がなくなるんじゃないか、と思ってしまいます。

さらに、現実に起こっていることとしては、
最近、1円玉や5円玉の流通が減っているらしいです。

これは、電子マネーやクレジットカードの影響が強いようです。
単純に小銭を使う機会が減ってきた、ということです。

こうなってくると、将来的にも1円玉は廃止される方向にいくかもしれません。
ただ、現在日本では具体的に小銭をなくすというような案は出ていないので、
1円玉がなくなる可能性はまだ五分五分かな、と思います。

廃止されるにしても10年以上先のことになると思います。

1円玉廃止の賛成意見や反対意見

そこで日本での小銭に関する賛成意見や反対意見を調べてみました。

賛成意見の一部

  • 小銭は貯まる一方だからいらない
  • 電子マネーやクレカ払いが多いから問題なし
  • コストがかかっているならなくても良い

反対意見の一部

  • 募金が減りそう
  • 消費税8%の現状は必要(100円は108円なので)
  • 物価が上がる可能性がある
  • 商売的に廃止されると困る

上記は一例ですが、どちらかというと反対意見の方が多いようです。

中立的に見ていくと、クレ活管理人的には、
反対意見の方が理にかなった意見が多いように感じました。

賛成意見の方は、小銭は邪魔、数えるのがうっとおしい、というような
自分が我慢すればどうにでもなるような意見が多かったです。

反対意見の方は、値段が切り上げされることで物価が上がる、
現状特に困っていないし廃止してもメリットがない、
というような意見が多かったです。

クレ活管理人の意見

クレ活管理人は、2つの視点で意見があります。

1つ目は消費者の視点です。
お金を使う側からすれば、別に1円玉をわざわざなくす必要はないと考えます。
現状、1円玉があっても困ることはないし、わざわざなくす必要性を感じません。

2つ目は製造側の視点です。
具体的に1円玉を1枚作るとどれだけ赤字になるのか、
1円玉をどれくらい作っているのか、
というデータがわからないので何とも言えませんが、
それによって、億単位で赤字を出している、という話になれば、
さすがに1円玉は廃止した方がいいんじゃないかと思います。

もしくは、もっとコストの安い製造方法があれば、
そちらの方法で新1円玉を作る、というのもあるかもしれません。

つまり、製造時にかなりの負担になっているなら廃止、
そうでなければ廃止しない
、というのが意見です。

ずばりどちらなのか、と言われれば、廃止反対派です。
現状では1円玉はうまく回っているし、
廃止自体にもコストがかかるはずです。

将来的に電子マネーがかなり普及して、
現金がほとんど使われなくなった世の中なら、
1円玉の廃止は賛成ですが、
現状の日本だと、1円玉は必要だと思います。

1円玉に関してだけ言えば、このような意見です。

でも、実はもっと飛躍した意見もあります。
想像どころか妄想レベルになってしまいますが、
クレ活管理人は、現金自体をなくしたい、と思っています。

つまり、1円玉だけでなく、5円、10円、50円、100円、500円、
1,000円札、5,000円札、10,000円札、全部です。

全部電子マネーにしてしまえば、支払いも楽ちんです。
電子マネーを使ったことがある人ならわかると思いますが、
すべてのお店で共通の電子マネーが使えたら良いと思いませんか?
理想をとことん考えると、クレ活管理人の場合はこうなります。

それに電子マネー化すれば、お金に関する犯罪も減るかもしれません。
物理的に相手の現金を奪うことが不可能になるわけですし。
もちろん、新たな犯罪手法も出てきそうですが。

まあこの辺は妄想レベルなので、この辺にしておきます。。

まとめ

今回は1円玉に関するお話でした。

海外では小銭が廃止されていったり、
電子マネーやクレジットカードが普及していったり、
1円玉の製造コストが赤字になっていることを考えると、
将来的には1円玉がなくなる可能性は十分にあります。

現状のクレ活管理人の意見は、
1円玉の廃止には反対というか、廃止に必要性を感じませんが、
今後どうなっていくのか、チェックしていきたいと思います。