前回のブログで、クレジットカードをバラバラに切りましたが、
その時に実は気になっていたことがありました。
それは、ホログラムです。
クレジットカードの券面にあるキラキラしたやつですね。
ある程度役割は知っていましたが、あまり深くは考えてこなかったです。
でも調べてみると「へぇ~」ボタンを押したいくらい意外と深かったです(笑)。
国際ブランドごとに違っていたり、過去と現在でも違いがあったり、
さらに目に見えないホログラムまでありました!
ということで今回はホログラムについて調査してみました。
目次
クレジットカードのホログラムとは?
まず、クレジットカードのホログラムとは、この写真の赤で囲った部分のことです。
光を当てて、色々中区土から見ると、模様が浮き上がるようになっています。
シールのキラキラのやつと同じです。
クレジットカードのホログラムの役割
このホログラムの役割は、「偽造防止」です。
実はこのホログラムってかなり高度な技術なんです。
レーザー光線を利用した非常に特殊な印刷なので、真似をするのが難しいとか。
一般人のクレ活管理人には、どうやって作るのかも想像できません。
ちなみに身近にあるものに、同じ偽造防止の目的でホログラムのある物があります。
そう、お札です!
1,000円札だと、左下に漢字で「千円」とホログラムが浮かび上がります。
(5,000円と10,000円は手元になかったので確認できませんでした(汗))
お札に使われるような技術なので、偽造するのは非常に困難だと思います。
なので、もし怪しいクレジットカードを見つけたら、
ホログラムを確認してみると良いかもしれません。
国際ブランドによってホログラムが違う
ホログラムの役割がわかったところで、
国際ブランドごとのホログラムを見ていきます。
VISAは鳩です。
鳩はVISAだけなので、鳩のクレジットカードと言われたら、
VISAカードということがわかります。
MasterCardは地球が2つ重なっています。
JCBも地球ですが、地球の一部+太陽の光です。
AMEX、ダイナースは目に見えるホログラムはありません。
時期によってもホログラムの場所が違う!
もしかしたら、上記写真とあなたの手持ちのクレジットカードで、
ホログラムがなんか違う、と思った人もいると思います。
それは、同じ国際ブランドでも時期によってホログラムの場所が違うからです。
昔は、券面の表しかホログラムは許可されていなかったようです。
なので、古いクレジットカードはすべて表面にホログラムがあります。
次に磁気ストライプの上のホログラムもOKになりました。
磁気ストライプ上のホログラムとは、こういう感じです。
クレジットカード裏面の磁気ストライプ部分がホログラムになっています。
JCBがこの形態になっていることが多いです。
一時期はVISAもこの形態でした。
ただ、磁気ストライプの読み取りができないといったトラブルが発生したため、
VISAは、磁気ストライプのホログラムではなく、
普通のホログラムを裏面に載せるようになっています。
こんな感じです。(わかりにくいかもしれませんが、裏面です)
なので、最近は裏面にホログラムのあるクレジットカードが増えています。
結局は、クレジットカードの種類やクレジットカード会社、
国際ブランドなどによって、ホログラムの種類や場所が違うということです。
ホログラムは表と裏、どっちがいい?
はっきり言って機能面では変わりません。
デザインの問題になります。
なので、人の好みになります。
ただ、最近のクレジットカードの傾向としては、
裏面のホログラムが多くなっています。
表面にホログラムがあると、どうしてもデザインの邪魔になってしまいます。
例えば、券面が真っ黒のデザインのカードでも、
ホログラムが表面にあったら台無しになってしまいます。
カード会社もデザインする際、ホログラムが無い方がやりやすいし、
ユーザー受けもこちらの方が良いので、ホログラム裏派が多くなっています。
もちろんクレ活管理人もホログラム裏派です。
表面のデザインを邪魔しない裏ホログラムの方が良いですね。
実は目に見えないホログラムもある!
実はホログラムってこれで終わりと思いきや、
目に見えないホログラムもあります!
- VISAは右下ロゴの部分にVの文字
- MasterCardは左下にMとCの文字
- JCBは左下にJとCとBの大きな文字
- AMEXは真ん中にAMEXの大きな文字
- ダイナースクラブは真ん中に大きなロゴ
これも写真を撮ってみたかったんですが、
この隠しホログラムを見るためにはブラックライトを当てる必要があります。
残念ながらブラックライトが家に無いので、試せませんでした。
もしブラックライトを買ったら、また挑戦したいと思います。
ちなみに、スマホアプリにブラックライトアプリがあり、
試してみましたが、残念ながらできませんでした。
まとめ
今回は、クレジットカードのホログラムについてでした。
- ホログラムは、偽造防止のためにある
- 国際ブランドによって模様が違う(VISAは鳩、MasterCard、JCBは地球
- 時期によってホログラムの場所が違う(最近は裏面や磁気ストライプにある)
- ブラックライトを当てると見える隠しホログラムもある
こうやって見ると、クレジットカードに載せてある情報には、
色々な意味があるんだな、と思いました。
ブラックライトは手に入れたら今度試してみます!