クレジットカードは不正利用や情報漏えいが怖い、
と思っている人に朗報です。

2016年12月2日に、割賦販売法の改正法が全会一致で可決・成立しました。

何が変わるかというと、一言で言えば、
クレジットカードのセキュリティが向上します。

理由としては、クレジットカードの不正利用や情報漏えいなどのトラブル対策です。
減らないどころか、被害は増えているようなので、
国が本腰を入れて対応していくようです。
ただ、もしかしたらこれは建前で、
本音は2020年のオリンピックに向けたカード環境の実現がメインかもしれません。

まあ理由はどちらにしろ、我々ユーザーにとっては、
クレジットカードがより安全・便利になるので、
良い法改正になると思います。

そこで今回は、この法改正が具体的にどういうものか、
クレジットカードを使うユーザーにどういう影響があるのか、
できるだけわかりやすく解説したいと思います。

今回の法改正のポイントは3つあるので順にみていきます。

ポイント1:お店側のクレジットカード情報の適切な管理、不正使用対策が義務付け

お店側のクレジットカード番号などの情報管理や、
クレジットカード端末のIC対応化などによる不正使用対策が、
義務付けになります。
また、普及が進まない場合は、お店に対して指導が入るようです。

つまり、お店は情報管理と不正使用対策をすることが必須、になります。

これを受け、すべてのお店がIC対応化すれば、
かなりのセキュリティ向上につながります。
(IC対応については、こちらに詳しく書いてあります)
参考:「クレジットカード決済時の、スライドするタイプと差し込むタイプの違い

政府が主体となって動いてくれるので、実現も期待したいところです。
今はまだ、イオン等でもICに対応しておらず、
未だにスライド式で決済していたりするので、
早くIC対応化してほしいところです。

今後は対応していないお店に対して指導が入るようなので、
この法律が実施されたら、
IC対応化していないお店にガンガンクレームを入れる予定です(笑)。

ポイント2:加盟店の管理・調査の義務付け

クレジットカードを取り扱う事業者に登録制度を設け、
その事業者に対する調査や調査結果への対応が義務付けされます。

つまり、変な業者はクレジットカードを取り扱えなくなる
ということです。

信頼できるお店しかクレジットカードを使えなくなるので、
より一層安心してカードを使えるようになりそうです。

ポイント3:FinTechの環境整備

これが我々ユーザーには一番大きいかもしれません。
まず、FinTech(フィンテック)についてです。

FinTechとは、Finance(金融)とTechnology(技術)
を掛け合わした最近増えてきた新しい用語です。

これは「ITによる金融活用」のことで、
スマホからクレジットカードの明細を見たり、
自分の銀行口座の残高を確認、のように、
ITを使って金融にアクセスすることができます。

多分一番身近で有名なFinTechとしては、
「Apple Pay」でしょうか。
1つのアプリで複数のクレジットカードや電子マネーを使えます。

他には、
「マネーフォワード」「Zaim」「マネーツリー」、
のようなスマホアプリなどもFinTechです。

このFinTechは近い将来、確実に来ます。
色々なサービスが増え、
その中には手放せなくなるくらい便利なサービスも出てくると思います。
将来、クレジットカード自体は使わなくなり、
スマホを通してでしか使わなくなるかもしれません。

それでこのFinTechですが、誰でも作れたら問題ですよね?
自分の銀行口座やクレジットカードにアクセスできるわけなので、
信頼できる業者じゃないと使って欲しくありません。

なので今後は、FinTechの企業は、
上の2つ目のポイントにもあった登録制が導入されます。
なので、信頼できる業者でしかFinTechに参入できなくなります。

また、FinTechの発展には色々な問題があるようで、
FinTech企業と金融機関との間で、
法律が邪魔してなかなか進まないということもあったそうです。
そこで、カード利用時の書面交付義務を緩和し、
電子メールなどでもOKとすることになるそうです。

つまり、まとめると、
FinTech企業は信頼できる企業のみとなり、
今後はより便利な機能が提供しやすくなります。

まとめ

今回の法改正のポイントは以下3つです。

  • お店側のクレジットカード情報の適切な管理、不正使用対策が義務付け
  • クレジットカードを扱う事業者の登録制度が義務付け
  • FinTechの発展に向けた環境整備

上2つはクレジットカードのセキュリティ向上、
3つ目は利便性の向上につながります。

法律の施行は、2018年春くらいまでに行うそうです。
政府の目標としては、
2020年までにすべての加盟店が、ICチップ対応することらしいです。

是非この目標は達成してもらいたいものです。
やはりクレジットカードを使う身からすれば、
不正使用や情報漏えいが一番気になる所です。
全く気にならなくなるくらい安全性を高くしてほしいところです。
そうすれば、もっとカードを使う人が増えるし、
それに伴ってより便利なサービスが生まれるかもしれません。
今後に期待したいですね!

良いクレジットカードライフを!
クレ活管理人でした。