2017年度になりました。
が、クレジットカードではあまり良いニュースはなく、
むしろ改悪のニュースが話題になっています。
あまり聞きたくはない話だと思いますが、
改悪についてはやはり知っておかなければ対処ができないので、
しっかりと確認していきます。
該当する人はしっかりと内容を把握し、
今後の移行先などを検討してみてください。
特にライフカードをメインで使ってきた人には、
大きな影響がある内容です。
それでは、具体的に改悪の内容を見ていきましょう。
目次
ライフカードの誕生月5倍から3倍に改悪など
クレ活管理人も、一時期はメインカードとして擦り切れるくらい使ったのが、
ライフカードでした。
当時のCMに影響を受けた人は多かったと思います。
そんなライフカードの強み、象徴とも言える、
「誕生月にポイント5倍」これが3倍に変更されてしまいます。
還元率で言えば、2.5%から1.5%です。
誕生月のみ還元率1.5%ってどうなんでしょうか?
残念ながら、もうその価値は非常に薄いです。
なぜなら、P-one Wiz、REXカードなどは、常時還元率1.5%を出せるので、
誕生月しか還元率1.5%にならないカードに、居場所があるとは思えません。
ライフカードは、強み、武器を自ら捨ててしまったのです。
実は他にも変更点があるので、一覧で見ていきます。
- 誕生月のポイント5倍が3倍に
- ETCカードを利用してもポイントなし
- 楽天Edy、nanacoへのチャージでポイントなし
- ライフカード販売のJCBギフトカード購入でもポイントなし
- JCBギフトカード、図書カードNEXT、QUIカード、JTB旅行券、Amazonギフト券、Vプリカの1万円以上の交換廃止
- Vプリカへの交換が、590ポイント→3,000円分から、600ポイント→3,000円分に
- Vプリカへの交換が、980ポイント→5,000円分から、1,000ポイント→5,000円分に
- ANAマイルへの交換が、300ポイント→900マイルから、300ポイント→750マイルに
- Gポイントへの交換が、300ポイント→1,500Gポイントから、300ポイント→1,200Gポイント
- ポイントギフト(家族間でポイントを分け合える)廃止
- 年間利用額100万円以上で、翌年度ポイント1.8倍になるステージが新設
- 築地の食材をポイント交換可能に
誕生月の大改悪に比べると影響は少なめですが、相当の改悪ラッシュですね。
クレ活管理人でも、ここまでの改悪ラッシュを見るのは初めてかもしれません。
強みを捨て、ポイントが付かない場面が増え、還元率を下げ、と・・・
これに他のクレジットカードが続かないことを祈ります。
一応、他の変更内容も見ていきます。
ポイント付与がなくなる
ETCカード利用、楽天Edy・nanacoへのチャージ、JCBギフトカードの購入時に、
ポイントが付かなくなりました。
ETCカード利用でポイントが付かなくなるのは、
もうメインカードとして使わなくていい、と言っているようなものですね。。
ポイント交換レートが悪化
さらに、ポイントの交換にも改悪があります。
各種商品券などの1万円以上交換がなくなります。
これにより、さらに還元率が下がります。。
Vプリカ、ANAマイル、Gポイントへの交換レートが悪化。
ポイントギフト廃止
家族間でポイントを分け合えるポイントギフトという制度も廃止。
まあ、家族カードでいいと思います。
改善もあるが、、
ライフカードは年間利用額に応じてポイントが増える制度があります。
その制度に、年間利用額100万円でポイント1.8倍となるステージが新設されました。
また、ポイント交換で築地の食材を交換できるようになります。
ただ、そもそもカードを解約されてしまうような大改悪をしている以上、
焼け石に水。
築地(笑)とか、そんなことをする余裕がある別のことをするべきでしたね。
サイトの告知方法もに悪意を感じる
改悪の内容は以上ではありますが、
それを伝えるライフカードの姿勢にも疑問を感じました。
http://www.lifecard.co.jp/card/service/point/pointrenewal2017.html
改悪を「リニューアル」と表現し、
いかにも改善したかのように書かれています。
なんかいいニュース的な印象になっています。
これを見ると、新ステージを作った真の理由は、
「リニューアル」と言い、改悪を濁すためと疑われても仕方ないと思います。
ジャックスの高還元率カードが改悪した時は、堂々と伝えていました。
http://www.jaccs.co.jp/service/card_lineup/teikei/kampo/kaitei.html
「改悪」は2017年7月から、既存ユーザーの誕生月変更は2018年4月から
これらの改悪は、2017年7月1日以降からとなります。
既存のユーザーの誕生月改悪は2018年4月からとなります。
それまでに、ポイントの交換を済ませたり、
メインカードに使っていた人は、移行先を検討しておいた方が良さそうです。
SBIカードのボーナスポイントが終了


SBIカードが、「また」改悪されてしまいました。
(既に適用されています)
「https://www.sbicard.jp/news.html#news_20170323」
最初は、年会費無料で還元率も1.2%と非常に優秀なカードでしたが、
前の改悪で、年会費有料で還元率最大0.75%のカードになりました。
そして今回の改悪では、ボーナスポイントが廃止されます。
ボーナスポイントとは、年間利用額によってもらえるポイントのことです。
年間利用額100万円以上なら、XXXXXポイントもらえる、というようなやつです。
特にSBIゴールドカードは、年間利用額200万で還元率1.2%、
年間利用額100万以上で年会費無料にもできたので、なかなか良いカードでした。
しかし、今回ボーナスポイントがなくなってしまうので、
SBIレギュラーカード、SBIゴールドカード、SBIプラチナカードの、
還元率は0.4%~0.5%程度ダウンします。
もはや還元率目当てに持つカードではなくなりました。
ただ、SBIカードは独自サービスがウリのカードなので、
まだ持つ価値はあると思います。
ファミマTカードからLINE Payカードへのチャージ不可

LINE Payカードは、還元率2%のプリペイドカードで、
クレジットカードからチャージして使うことができます。
ファミマTカードからチャージすることで、今まで還元率3%で使えていましたが、
これができなくなりました。
「http://www.family.co.jp/card_point/info/info170321.html」
こちらも人によっては、大改悪と言えますが、
クレジットカードから電子マネーなどへのチャージの改悪は、
まあ想定の範囲内だと思います。
アメックスのANA以外のマイル交換レートが20%ダウン


アメックスにも改悪がありました。(リンク先消されてましたw)
「https://www.americanexpress.com/japan/contents/point_program/images/rate-change.pdf」
2017年4月1日から、マイル交換レートが20%ダウンします。
ANAマイルはそのままですが、
ANAマイル以外のマイルへの交換レートが悪くなります。
今まで1,000ポイント→1,000マイルでしたが、
1,250ポイント→1,000マイルになります。
他に改善点もありました。
カードの支払い代金充当が、還元率0.3%から0.5%にアップしています。
そもそも、アメックスは還元率目当てで持つカードでもないと思うので、
そこまでは問題にならないと思います。
ふるさと納税の返礼品の上限金額が3割に
クレジットカードではありませんが、ふるさと納税にも悪いニュースがありました。
総務省から、ふるさと納税の返礼品の上限金額を3割にするように、とのお達しです。
1万円の寄付に対して、3,000円までの返礼品にしろ、ということです。
ただ、このお達しには強制力はないようで、
今後自治体がどのように対応するかは、わかりませんが、
お礼の品の還元率は下がっていくと思われます。
まとめ
- ライフカードが、誕生月ポイント5倍から3倍に
- SBIカードのボーナスポイントが終了
- ファミマTカードからLINE Payカードへのチャージ不可に
- アメックスのANA以外へのマイル交換レードがダウン
- ふるさと納税の返礼品の還元率が減るかも
以上、最近起きた&直近で起きる、改悪ニュース5つでした。
特にライフカードをメインで使っている人には、多大な影響がある内容です。
移行先のカードを早めに検討していってください。
良いクレジットカードライフを!
クレ活管理人でした。