Mastercard(マスターカード)が、
指紋認証で本人確認できるクレジットカードをテスト中であることを発表しました。

現在は、南アフリカで2件の試験導入を完了し、
今後は欧州やアジアでも試験を開始していくようです。
2017年末あたりから導入されるようです。
(以前にも2015年に導入すると発表していたので、あまり当てにしない方がいいかも)

ついに次世代クレジットカードがいよいよ登場するかもしれません!
指紋認証であればセキュリティは確実に上がるので、
第三者に利用される可能性は格段に減ると思われます。

それで今回のマスターカードの指紋認証クレジットカードをキッカケに、
生体認証を使ったシステムとクレジットカードについて調べてみました。

マスターカードが発表した指紋認証クレジットカードとは?

マスターカードの指紋認証システム

今回マスターカードが発表した指紋認証クレジットカードは、
クレジットカード自体に指紋リーダー(指紋を読み取る機能)が搭載されます。
上のサンプル画像の「biometric」の黒い四角の部分です。
バイオメトリック=生体認証のことです。

最大2つの指紋を登録できるようです。
ユーザーは、クレジットカードを決済端末に挿入する時に、
指を指紋リーダーに当てることで認証ができます。

決済端末に挿した時に電力を取得するので、
クレジットカード自体にバッテリーなどは不要です。

また、決済端末を新しくする必要はなく、従来のもので良いようです。
お店側の負担はありません。

カードの厚さなどもほとんど変わらないそうです。

指紋認証が通れば本人認証が完了したことになるので、
暗証番号やサインは不要になります。
指紋認証であれば、第三者がカードを使う心配もありません。

ちょっと面倒だと思った懸念事項

指紋認証システムはすごいと思いますが、
果たして流行るのか、という問題があります。

まず、指紋を登録するのが面倒なんです。
どうやら、指紋をスキャンして登録するために銀行に行く必要があるようです。
これはかなり面倒かもしれません。

次に、指紋認証が苦手な人もいます。
うまく指紋が通らない人をたまに見かけます。
そういう人には余計使いづらくなってしまいます。

あとは日本に来るのかどうか、ということですね。
おそらく日本は後回しにされて、2018年にも来るのか怪しいです。

既に日本で、生体認証によるクレジット決済が導入されていた

色々と調べていたら、
なんと2007年にJCBと日立が協力し、
指静脈によるクレジット決済のシステムを導入実験していました。
参考:「http://www.hitachi.co.jp/products/it/veinid/case_studies/yubijomyaku_money/

指静脈によるクレジット決済のシステム

指静脈とは、指をかざすだけで認証できるシステムです。
セキュリティの高いビルの扉や、ATMの本人認証にも使われています。

あらかじめ指静脈データとクレジットカードを紐付けて登録しておくことで、
クレジットカードを使わずに、指をかざすだけで決済できるようです。

ただ、このシステムは指静脈を読み取る機械を設置する必要があるので、
普及することは難しかったと思います。

三井住友カードが、顔認証による決済サービスを検証

三井住友VISAカードで有名な三井住友カードが、
顔認証による決済サービスを検証しています。
参考:「http://www.paymentnavi.com/paymentnews/62316.html

あらかじめ、氏名や生体情報を登録しておくことで、
顔パスで支払いができるようになっています。

この検証では食堂に設置され、実際に支払いは給与天引きになるようです。

ただ、今回の検証を読んでみると、
一般的に普及するものではなく、
一部の場所でのみ提供することを目的にしていると思われます。

それでもおそらくですが、
クレジットカードにも応用することはできると思います。

その他の生体認証

その他には、音声認証、虹彩認証(こうさいにんしき:目による認証)があります。

色々な生体認証がありますが、
ほとんどが新たな読み取り機械が必要になってしまいます。

全国、世界規模で普及を考えるのなら、
お店側に新たな機械を設置しなくても良いタイプが必要です。
そう考えると、今回のマスターカードの指紋認証システムは、
かなり良いと思います。

日本にも早く普及することを期待しています。

将来のクレジットカードはどうなる?

今回、指紋リーダー付きクレジットカードが発表されました。

ただクレ活管理人の考えは変わらず、
やはり将来のクレジットカードは、「カードレス」になると思っています。
カードレスとは、クレジットカードのカード自体がなくなることです。

Apple Payを始めとするスマホ決済がメインになると思っています。
スマホ決済なら、スマホ自体に生体認証が既に実装されているし、
複数のクレジットカードを登録できたりと、
セキュリティの高さ、利便性を両方兼ね揃えています。

クレジットカードのカード型だとお店へ設置する機械の問題や、
カード型に搭載することを考えると、色々な制約がありますが、
スマホであれば制約は特にありません。

スマホには指紋リーダーだけでなく、
カメラによる顔認証や虹彩認識もできるので、
生体認証の機械としては最強だと思われます。

今後どうなっていくのかわかりませんが、
クレジットカード決済が進化していくのは楽しみですね。

良いクレジットカードライフを!
クレ活管理人でした。