
オリコカードザポイントとリクルートカードプラスの違いを徹底的に比較していきます。
どちらも年会費無料のクレジットカードで、
メインカード候補となる優れたカードです。
すべての項目を比較していくので、
どちらのカードが迷っている人は、このページを読んでもらえば決められると思います。
還元率の違い
通常時の還元率では、
オリコカードザポイントが1%、
リクルートカードが1.2%と、若干リクルートカードがリードしています。
オリコカードザポイントは、入会6ヶ月間は還元率が常時2%になるので、
実質入会後1年くらいは、
オリコカードザポイントの方が還元率は高くなります。
ただ、この還元率差の0.2%はそこまで大きくなく、
年間20万円使っても400円程度しか差がつきません。
そのため、還元率の差よりも、
ポイントの使い勝手や他の項目を重視した方が良いです。
カード独自のポイントアップ
オリコカードザポイントは、各種ネットショップで還元率がアップします。
オリコモールを経由することで、0.5%が必ず加算され、
さらにショップごとに0.5~10%ほどアップします。
例えば、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングだと、
通常時の還元率1%+モール経由0.5%+ショップ毎のボーナス0.5%=2%
になります。
これら3つのネットショップをすべて常時2%で買い物することができます!
一方でリクルートカードの場合、
リクルートのサービスで使えば還元率がアップします。
このように両者のカードは、住み分けがわかりやすくなっていて、
オリコカードザポイントは汎用的に使う人、
リクルートカードはリクルートのサービスをよく使う人、におすすめです。
年会費の違い
年会費の違いはありません。
両カードともに、
本会員、家族カード、ETCカードと、
すべて年会費無料となっています。
ただ、リクルートカードVISAのETCカードは、
新規発行時に1,000円の手数料がかかります。
国際ブランドの違い
オリコカードザポイントは、Mastercard、JCB。
リクルートカードは、VISA、Mastercard、JCBが使えます。
ポイント交換先の違い
オリコカードザポイントは、以下のような様々なポイントと交換することができます。
- Amazonギフト券
- 楽天スーパーポイント
- Tポイント
- nanacoギフト券
- iTunesギフトコード
- LINEギフトコード
これらは一部なので、まだ色々なものに交換可能です。
さらにポイントはリアルタイムに交換できるので、
すぐにAmazonギフト券が使えるようになります。
リクルートカードは、1ポイント=1円相当で、
リクルートのサービスに使うことができます。
1ポイントから使えるので、リクルートサービスを使う人には非常に便利です。
また、Pontaに1:1交換することが可能です。
ローソンやゲオ等のリアル店舗でも使うことができます。
どちらが有利か、は使う人次第にはなりますが、
オリコカードザポイントの方が汎用的に使えると思います。
ポイントの有効期限の違い
オリコカードザポイントのポイント有効期限は、
ポイント加算月を含めた12ヶ月後の月末になります。
約1年ということになります。
リクルートカードのポイント有効期限は、
ポイント付与月から1年です。
どちらも同じように見えますが、
Pontaはポイント獲得するごとにその月から1年間になるので、
毎月ポイントを獲得していれば、実質無期限になります。
そのため、ポイントの有効期限としては、
リクルートカードの方が優れています。
電子マネーチャージの違い
オリコカードザポイントは、モバイルSuicaやSMART ICOCAでポイントが満額付与になります。
また、iD、QUICPayを付けることができます。
リクルートカードは国際ブランドによりますが、
まず、nanaco、モバイルSuicaでポイントが満額付与になります。
VISAであれば、さらに楽天Edy、SMART ICOCAでもポイント満額付与です。
JCBならQUICPayを付けることができます。
リクルートカードの方が対応している電子マネーが多いので有利です。
付帯保険の違い
付帯保険の違いは、以下の表になります。
オリコ | リクルート | ||
---|---|---|---|
海外旅行傷害保険 | 付帯条件 | なし | 利用付帯 |
死亡・後遺障害 | - | 最高2,000万円 | |
障害治療 | - | 最高100万円 | |
疾病治療 | - | 最高100万円 | |
救援者費用 | - | 最高100万円 | |
賠償費用 | - | 最高2,000万円 | |
携行品損害 [自己負担額] |
- | 最高20万円 [3,000円] |
|
家族特約 | - | なし | |
国内旅行傷害保険 | 付帯条件 | なし | 利用付帯 |
死亡・後遺障害 | - | 最高1,000万円 | |
入院費用 | - | なし | |
手術費用 | - | なし | |
通院費用 | - | なし | |
家族特約 | - | なし | |
ショッピング保険 | 年間保証限度額 [自己負担額] |
なし | 最高200万円 [3,000円] |
補償期間 | - | 90日間 |
オリコカードザポイントには付帯保険はないので、
リクルートカードが完全に有利です。
リクルートカードは一般カードとしては、
付帯保険は充実しています。
ただ、旅行傷害保険に関しては、
別のカードでいくらでも補強できるので、あまり意味は無いと言えます。
まとめ
どちらも優れた年会費無料カードです。
カードを決めるのに考えるのは1点だけで良いと思います。
それは、「リクルートのサービスをよく使うかどうか」です。
リクルートカードで得になるのは、
ほぼリクルートのサービスを使う時になります。
なので、これを使わないのであれば、
そもそもリクルートカードを使うメリットがなくなります。
リクルートのサービスも、他のネットショップも両方使うような場合は、
その比重によってきます。
リクルートのサービスが多ければリクルートカード、
その他のネットショップが多いなら、オリコカードザポイントが良いでしょう。
オリコカードザポイント
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