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クレジットカードの年間利用額を知る3つの理由
クレジットカードを選ぶ前に、
あなたが年間でどれくらいの金額をクレジットカードで使うかを知っておくと、
あなたにとってより得になるクレジットカードを選ぶことができるんです。
その理由は、3つあります。
1.還元率が変わる場合がある
年間利用額によって、還元率が変わるクレジットカードがあります。
カード会社はクレジットカードをたくさん使ってほしいので、
一般的には年間利用額が多いほど、お得になります。
2.ボーナスポイントが付く場合がある
年間利用額がXX万円以上なら、ボーナスポイントがもらえる場合があります。
これによって、実質年会費が無料となるカードも存在します。
3.年会費が無料になる場合がある
年会費のパターンの中に、条件付で無料になる場合があります。
これは、年間XX万円以上利用すれば翌年の年会費が無料、となるケースです。
だいたいは、30万とか50万に設定されています。
クレジットカードの平均年間利用額は、55~65万円くらいらしいので
これに基づいて、50万に設定しているようです。
年間50万というと多く感じるかもしれませんが、月に換算してみると約42000円です。
これは、固定費(電気、水道、ガス、ネット、電話等)と食費で簡単に超える金額です。
その他、買い物をしていけば月42000円を超えるのは難しくないと思います。
クレジットカード年間利用額を実際に見積もってみよう
では、実際にクレジットカードで年間どれくらい利用するのか見積もってみましょう。
とはいっても、そこまで細い計算は必要ありません。
だいたい、以下の範囲のどこに属するかを把握できれば十分です。
- 0円~30万円未満
- 30万円以上~50万円未満
- 50万円以上~100万円未満
- 100万円以上~
では、計算してみます。
まず、固定費から計算していきます。
固定費とは、毎月掛かっているお金のことです。
食費も固定費のようなものなので、ここに入れておきます。
なお、クレジットカード払いに対応しているもののみピックアップしてください。
例えば、家賃はクレジットカード払いに対応していない場合が多いです。
だいたいは、下記のようになります。
- 光熱費(電気、ガス、水道)
- 電話関連(固定、携帯、等)
- 新聞、雑誌
- テレビ(NHK、スカパー等)
- インターネット(フレッツ等)
- 保険
- 定期的な何かの購入
- 食費
光熱費 | 15,000円 |
---|---|
電話 | 10,000円 |
テレビ | 1,000円 |
インターネット | 5,000円 |
定期的な何かの購入 | 1,000円 |
食費 | 40,000円 |
合計 | 72,000円 |
続いて、固定費以外の買い物を考えてみます。
例えば、服、マンガやゲームのような趣味の商品、娯楽費用などです。
毎月のように使うわけではないので、計算しにくいと思いますがだいたいで構いません。
わかる範囲だけでも大丈夫です。
マンガ代 | 2,000円 |
---|---|
服代 | 3,000円 |
合計 | 5,000円 |
他に、年間で何か大きく使う場合があれば挙げてみます。
例えば、旅行、家電の買い替え、などです。
何かありそうでしたら、入れておくといいと思います。
家電とか家具 | 50,000円 |
---|---|
合計 | 50,000円 |
以上で見積もりは終了です。
もし、他に思い当たるものがあれば、加えてください。
これで、上記の合計した金額がクレジットカードの年間利用額の見積もりになります。
上記の例では、月77,000円、年間だと924,000円となります。
これに年間で使う50,000円を足して、合計は974,000円になりました。
見積もりが完了したので、以下の範囲に当てはまることがわかりました。
- 50万円以上~100万円未満
ただ、この例の場合、年間97万円なので、ちょっとしたことで100万円以上になることもあるはずです。
あくまでも見積もりなので、100万以上になる可能性も十分にあります。
こういう境界ギリギリの場合は、どのように見積もりをしたかを考えてみるといいと思います。
少なく見積もった、多く見積もった、適当に見積もった、かなりきちんと見積もった、等です。
今回の例で言えば、例なのでわりとざっくりと見積もっています。
なので、おそらくこれ以外にも支出があるだろうと考え、年間利用額は100万以上になるだろうと予想します。
このように、毎月の固定費と固定費以外、年間で使う費用を出しておけば、
クレジットカードの年間利用額を計算することができます。
まとめ
- クレジットカードの年間利用額を知っておくと、よりお得なカードが選べる
- 年間利用額は、月毎の固定費、月毎の固定費以外、年間費用、で見積もる
- 見積もり額が、境界ギリギリの場合、各自どちらになりそうか判断する